ぶどう社さんより、山下久仁明さんの本「おさんぽいってもいいよぉー」
が発売になりました。
山下さんは、日本シナリオ作家協会の会員でもいらして、
脚本家としていろいろなお仕事をなさってきた方です。
しょうがい児の放課後の活動の場、町田にある
「フリースペースつくしんぼ」の代表でもあります。
2年前、事故で長男であるヒロキさんが亡くなりました。
それまでの15年間を、綴った本です。
涙がとまりませんでした。
そして、勇気とやる気をいただきました。
私も、病気の宣告をされての
表現活動は、仕事とはいえ、大変辛いものでした。
精神的にしんどく、ほんとうに描けなくなった時がありました。
でも、この本を読み、私もまだ頑張ろうと思いました。
今、山下さんはヒロキ君をモデルにした、
「ぼくはうみがみたくなりました」の映画を
作っていらっしゃいます。
(こちらの本もぶどう社さんから発売中です)
「おさんぽいってもいいよぉー」の初版印税は
全て映画の制作費になるということですので、
是非みなさまも御協力お願いいたします!
本の注文フォームhttp://2941.sub.jp/cgi-bin/book/e_shop.cgi
ぼくうみ実行委員会http://homepage2.nifty.com/bokuumi/
山下さんより、じきじきにメールをいただきまして、
嬉しかったです。ありがとうございました。
私も心から映画を楽しみにしております。
きっと、ヒロキ君も一番喜んでいると思います。
山下さんの文章は読み手に優しく、親切で、そして心がこもっていて、
いつまでも胸に残りました。